見た目に高級感があり、おしゃれなガラステーブル。
透明であるため、お部屋も開放的に見え、とても魅力的な家具ですね。
テーブル全体がガラスでできたものもあれば、天板だけがガラスのものまで様々あります。
ところで、ガラスにはたくさんの種類があるのをご存知ですか？
ガラスによって特徴があるので同様にガラステーブルといっても、どのガラスを使っているかにより、少しずつ違います。
今回の記事ではガラスの特徴、ガラステーブルのメリットデメリットなどを紹介していきます。

ガラステーブルのメリットは大きくわけて3つです。
・インテリア性の高さ
・部屋の開放感が増す
・汚れを落としやすい

「インテリア性の高さ」
ガラステーブルのメリットといえば、見た目のインテリア性の高さです。
スタイリッシュなイメージの家具との調和がよく、高級感のあるお部屋になります。
また、様々な色のガラスがあるので選ぶ色により様々な雰囲気を演出することも可能で、天板だけがガラスのタイプなのか、全体がガラスなのかでもまた違った雰囲気を演出できます。

「部屋の開放感が増す」
テーブルのように大きな家具は存在感が大きいため圧迫感を与えやすいです。
その点、ガラステーブルの場合透明で向こうが透けて見えるため、圧迫感がなく、部屋を広く見せられるところがポイントです。
また、テーブルの脚が見えることで脚のデザインも楽しめることが魅力です。

「汚れを落としやすい」
他にも、水や食べこぼしの汚れがついたとき、さっと拭くだけで元の状態に戻るので掃除が楽なところもメリットの一つです。
木製のテーブルの場合汚れが染み込んでシミになることがありますが、その心配がありません。

ガラステーブルのデメリットは大きく分けて3つあります。
・割れるリスク
・傷や汚れが目立ちやすい
・物を置く音が気になる

「割れるリスク」
ガラスは強い衝撃や急激な温度変化に弱く、割れてしまうリスクがあるのがデメリットです。
木製や金属製のテーブルは人の力や体重で割れてしまう可能性はほとんどありませんが、ガラスの場合、強化ガラスを使用したとしても、点の衝撃には弱いため、場合によっては割れてしまうことがあります。
ガラステーブルの上に乗ったり、重すぎるものをおかなければ割れるリスクは少ないですが
例えば食器や鍋などを勢いよく置くと、衝撃でもし割れなくても傷が付いてしまうことも考えられます。
またガラスは急激な温度変化に弱いので、冷たいガラスの上に熱いものを置くと割れてしまう可能性があります。
これは耐久力の高い強化ガラスであっても同様です。
使用時はもちろん、搬入時なども含め割れてしまわないよう注意する必要があります。
特に小さなお子様のいる家では、どうしても上に登ったり、テーブルにものをぶつけたりしてしまうので、割れてしまい怪我をするリスクがあるため、あまりお勧めはしません。
大きくなって、危険がわかるようになってからの購入が良いかと思います。

「傷や汚れが目立ちやすい」
傷や汚れが目立ちやすいのもデメリットです。
どのような素材でも傷は付きますが、ガラスの天板の場合は細かい傷やほこり、指紋などの汚れが付くことで透明度を損なってしまいどうしても汚れが目立ってしまいます。
きれいな状態を保つためには、こまめな手入れが欠かせません。
傷や汚れの防止には、テーブルマットやランチョンマットなどを敷いて保護するのがおすすめです。

「物を置く音が気になる」
素材の特性上、物を置いた際に高い音がし、耳につきやすいです。
例えば食器やペンを置いた際にどうしてもカチャカチャと固いものがぶつかる音が鳴ります。
特にガラスのコップなど、ガラス製品同士だと音が目立ちます。
個人差がありますが、食事の際などに気になってしまう場合は、テーブルマットやランチョンマットなどを敷いて音が鳴るのを防ぎましょう。

ガラステーブルを選ぶ際、いくつかのポイントがあります。
まず、ガラスの種類です。
ガラステーブルに使われるガラスは大きく２種類で、フロートガラスと強化ガラスがあります。
強化ガラスは、フロートガラスに熱処理を加えたもので一般的なフロートガラスより強度が高く割れにくくて安心です。
しかし、強化ガラスでも絶対に割れないわけではないので、テーブルの上に乗ったり、鋭利な物をぶつけたり、重い物を載せたりすることは避けましょう。
耐荷重がどれぐらいかきちんと確認しておくことはもちろん、耐荷重以下でもギリギリの重さは極力避け、載せることが多い荷物の重さが予めわかる場合、余裕のある耐荷重を備えたテーブルを優先しましょう。
次に、ガラステーブルのデザインです。
どのような形なのか。丸いのか、四角いのか。
角があるデザインはシャープで素敵ですが、ペットや子どもがいる家庭では、ぶつける可能性が特に高いと考えられるため、丸い形がおすすめです。
他にも、ガラスなのは天板だけなのか。脚も天板もガラスのタイプのテーブルなのか。
棚板があるのかないのか。それにより部屋の雰囲気とマッチするかもかわってくるので、他の家具との調和も意識しつつ、選ぶとよいでしょう。
注意が必要なのが、全体がガラスのテーブルの場合、木材などに比べるとテーブル自体が重くなるため、床材によってはテーブルを乗せた跡が傷や凹みとなって残ってしまうことがあります。
床にラグなどを敷いて緩衝材とするか、細い脚ならカバーを履かせるなど対策が必要になります。

ガラステーブルに付着する汚れは、大きくわけていくつかの種類があります。
ホコリ汚れ、手垢汚れ、水垢汚れ、食べ物のカス（油汚れ）などです。
ガラステーブルには酸性、アルカリ性のクリーナーが共に使用可能で、クエン酸や重曹などの身近な掃除アイテムを使うことができます。
注意が必要なのが、ガラス表面に傷がついてしまうような、たとえば研磨剤の入ったようなアイテムでのお掃除は控えましょう。
傷がつくとそこから汚れが入り込みやすくなってしまいます。
基本的なお手入れとしては
ガラス用洗剤をふきかけ、柔らかい布でふきあげる。
水で濡らし、固く絞ったマイクロファイバークロスで残った洗剤を拭き取る。
仕上げに、乾いたマイクロファイバークロスで残った水分を拭き取る。
このような流れとなります。
残った水分をしっかり拭き取らないとガラスは水垢汚れが目立ちやすいので注意しましょう。
軽い汚れの場合は洗剤を使わず、水拭きでもokです。

もしも、ガラステーブルが不要になった場合、処分する必要があります。
リサイクルショップに持って行く方法もありますが、ガラステーブルの多くは木製のテーブルに比べて非常に重さがあり、運搬途中で割れてしまう可能性も考えると非常に労力が大きいです。
そのため、今回は廃棄する場合の処分方法をご紹介します。
多くの自治体において、ガラステーブルは粗大ゴミとして処分します。
ガラスを自分で割るという方法もありますが、自分で細かくガラスを割り、不燃ごみとして出すには労力もかかり、割れたガラスで怪我をする危険もあります。費用はかかりますが、粗大ゴミとして処分することをオススメしますを
粗大ゴミとは、家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が30cmを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えるものです。

粗大ゴミを捨てる際は、まず、自治体に回収を依頼します。自治体の指示に従い、コンビニなどで手数料を支払い、ゴミ処理券を購入します。粗大ゴミ回収の日にゴミ処理券をガラステーブルに貼り付け、所定の場所に捨てるという流れが一般的です。
手数料は、自治体、サイズにより異なりますが今回は江東区の場合の粗大ゴミの出し方と費用をご紹介します。
江東区の場合、1辺が30cm以上のものが粗大ゴミとなり、有料・事前申込制での収集となります。
収集運搬が困難な1m80cmをこえるものは受け付けてもらえません。
ガラステーブルの場合、最大辺の大きさにより金額は異なり、例えばガラス天板のテーブルで最大辺が1m以下の物は800円、1m以上のものは1200円となります。
天板以外の部分が粗大ゴミとなるか家庭ゴミとなるかは、素材によりますがもし粗大ゴミとして回収される場合テーブルの脚は400円となります。
江東区では、排出品目一覧に当てはまる場合、インターネット受付が可能で、それ以外は粗大ゴミ受付センターに電話での申し込みをします。
処理券はコンビニでの購入が可能なので必要金額を購入し、受付番号などの必要事項を記入して、収集日の朝8時までに申し込みの場所に出してください。

いかがでしたか？
ガラステーブルは、木製や金属製のテーブルと比較すると割れてしまうリスクもあり、家庭によっては扱いが難しい場合はありますが、部屋の雰囲気を高級にしてくれたり、部屋を開放的に見せてくれる、掃除がしやすいなど、メリットもあります。
天板の形や脚の素材などで様々な雰囲気も味わうことができますので、どんなガラステーブルが自分の部屋に合いそうか、考えるだけでもとてもわくわくとした気持ちになるのではないでしょうか。
弊社は墨田区、江東区、中央区を中心に関東全域でオーダーメイド家具の製造やリノベーション工事・新築の内装工事を生業としています。
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相談は無料ですので下記フォームから問い合わせいただけたら幸いです。