金属家具の種類と塗装の種類、メリットデメリット、お手入れ方法まで簡単にですが解説!!
オーダーメイド家具の購入を考えている方は必見!
【金属製の家具の種類と特徴】
家具と聞けば木製をイメージする方が多いと思いますが、木製のほかにも金属製の家具があります。
部屋の中にアクセントがほしい場合やスタイリッシュでクールな空間にしたい時には、金属製の家具はおすすめです。
金属製の家具は熱に強く耐久性に優れる一方で、メンテナンスを怠ってしまうと湿気によって錆てしまったり、ほかの木製の家具に使われる素材と比べたときにどうしても重くなってしまいます。
しかし、金属にもさまざまな種類があり、選択する金属によってデメリットを抑えたりと特徴が違ってきます。
また、一口に金属と言っても、多くの種類があります。
鉄、金、銀、銅などの身近な金属から、レアメタルと呼ばれるリチウム、チタン、コバルトなど金属元素だけで数えても90種類以上存在します。
今回は金属の中でも家具に最も多く使用されている『鉄製・ステンレス製・アルミニウム製』のそれぞれの特徴を解説しますのでご参考ください。
部屋の中にアクセントがほしい場合やスタイリッシュでクールな空間にしたい時には、金属製の家具はおすすめです。
金属製の家具は熱に強く耐久性に優れる一方で、メンテナンスを怠ってしまうと湿気によって錆てしまったり、ほかの木製の家具に使われる素材と比べたときにどうしても重くなってしまいます。
しかし、金属にもさまざまな種類があり、選択する金属によってデメリットを抑えたりと特徴が違ってきます。
また、一口に金属と言っても、多くの種類があります。
鉄、金、銀、銅などの身近な金属から、レアメタルと呼ばれるリチウム、チタン、コバルトなど金属元素だけで数えても90種類以上存在します。
今回は金属の中でも家具に最も多く使用されている『鉄製・ステンレス製・アルミニウム製』のそれぞれの特徴を解説しますのでご参考ください。
「鉄製」
鉄そのものは非常に脆いので、鉄に炭素を加えた合金=鋼が主に使用されます。鋼はほかの物質を混ぜ合わせることで、錆びにくくなったり、硬くなったりといった特徴が生まれます。
強度や靭性に優れており、加工がしやすいため自由度が高いデザイン性が魅力です。その反面、錆びやすいので塗装などで対策を行うのが必須となりますが、あえてサビ加工を行いビンテージ感を演出することで、素材一つひとつの独特の質感が生まれ、年月とともに変化していく質感から独特な風合いを楽しむことができます。
強度や靭性に優れており、加工がしやすいため自由度が高いデザイン性が魅力です。その反面、錆びやすいので塗装などで対策を行うのが必須となりますが、あえてサビ加工を行いビンテージ感を演出することで、素材一つひとつの独特の質感が生まれ、年月とともに変化していく質感から独特な風合いを楽しむことができます。
「ステンレス製」
ステンレスは錆びない鉄鋼といわれており、鉄にクロムを含ませた合金です。
鉄単体だとどうしてもサビが発生してしまいますが、クロムの性質により、表面に不動態皮膜(空気中の酸素と結合して表面の酸化を防ぐ保護膜)と呼ばれる膜を形成して覆うことでサビを防ぐことができます。
また、耐久性にも優れており熱に強く汚れにくいのでお手入れがしやすくなりますが、鉄製に比べてコストが高くなってしまいます。
ステンレススチールとも呼ばれています。
鉄単体だとどうしてもサビが発生してしまいますが、クロムの性質により、表面に不動態皮膜(空気中の酸素と結合して表面の酸化を防ぐ保護膜)と呼ばれる膜を形成して覆うことでサビを防ぐことができます。
また、耐久性にも優れており熱に強く汚れにくいのでお手入れがしやすくなりますが、鉄製に比べてコストが高くなってしまいます。
ステンレススチールとも呼ばれています。
「アルミ製」
アルミニウムは1円玉やアルミ缶によく使われる金属です。
他の金属をプラスして合金とすることで強いアルミニウムになります。
鉄製やステンレス製が鉄を主成分とする金属であるのに対して、アルミニウムは、原料が鉄ではない非鉄金属に分類されます。
最大の利点はステンレスの約3分の1の重量という軽さで家具を移動するときに楽になります。
また、熱伝導率が高く、加工しやすいのと錆びにくいのもメリットになります。ただ、こちらも鉄製に比べるとコストが高くなってしまうのと、軽量を活かした製品が多いためやわらかく変形しやすく傷つきやすいのがデメリットになります。
他の金属をプラスして合金とすることで強いアルミニウムになります。
鉄製やステンレス製が鉄を主成分とする金属であるのに対して、アルミニウムは、原料が鉄ではない非鉄金属に分類されます。
最大の利点はステンレスの約3分の1の重量という軽さで家具を移動するときに楽になります。
また、熱伝導率が高く、加工しやすいのと錆びにくいのもメリットになります。ただ、こちらも鉄製に比べるとコストが高くなってしまうのと、軽量を活かした製品が多いためやわらかく変形しやすく傷つきやすいのがデメリットになります。
【金属の仕上げ方法】
仕上げの変化は、家具そのものを左右します。
同じ材質でも、仕上げが違えば質感やお手入れの方法も異なり、鉄製などの金属素材はそのままで使い続けると錆になったり、キズがつきやすいなどの問題が発生してしまいます。
せっかく買った金属製家具を魅力的なまま使い続けるためにも仕上げはとても大切です。
ここでは、金属の仕上げ方法を4つ紹介します。
同じ材質でも、仕上げが違えば質感やお手入れの方法も異なり、鉄製などの金属素材はそのままで使い続けると錆になったり、キズがつきやすいなどの問題が発生してしまいます。
せっかく買った金属製家具を魅力的なまま使い続けるためにも仕上げはとても大切です。
ここでは、金属の仕上げ方法を4つ紹介します。
「メッキ仕上げ」
メッキは、製品の表面に薄い金属の膜を金属や非金属の製品表面に加工する技術を総称する言葉です。表面処理の一種で、ニッケルやクロム、銅、銀、金といった金属を用いて、金属の膜を作ります。
使用する金属によって、光沢のある表面や高級感のある色合いなど、見た目の美しさのために行われる装飾メッキや腐食しにくい金属で表面を覆い、錆びないようにするために行う防食メッキ(防錆メッキ)、製品の導電性や耐熱性、耐水性、耐摩耗性を向上させたりする機能メッキがあります。
使用する金属によって、光沢のある表面や高級感のある色合いなど、見た目の美しさのために行われる装飾メッキや腐食しにくい金属で表面を覆い、錆びないようにするために行う防食メッキ(防錆メッキ)、製品の導電性や耐熱性、耐水性、耐摩耗性を向上させたりする機能メッキがあります。
「塗装仕上げ」
鉄製を防錆処理を施した上に、樹脂を付着させたものをいいます。ラッカー塗装やウレタン塗装も一部使われますが、金属什器の塗装はほとんど加熱される事により、塗膜に重合反応が起こり、塗膜が完成される焼付塗装を使用します。
一般的にはメラミン樹脂焼付塗装が多く用いられ、保色性がよく、硬く、キズがつきにくいメリットがあります。
ワンランク上のアクリル樹脂焼付塗装というのもあり、メラミン樹脂焼付塗装よりもさらに耐久性があってキズがつきにくいです。
一般的にはメラミン樹脂焼付塗装が多く用いられ、保色性がよく、硬く、キズがつきにくいメリットがあります。
ワンランク上のアクリル樹脂焼付塗装というのもあり、メラミン樹脂焼付塗装よりもさらに耐久性があってキズがつきにくいです。
「ヘアライン仕上げ」
ヘアライン仕上げとは、その名の通り髪の毛のような細い線が一直線上に並んでいるような見た目の仕上げ方法です。
金属特有の光沢を抑えて、高級感のある、落ち着いた雰囲気にすることができます。
人の指紋や油分が浮きにくく柔らかい輝きを放つため目にも優しく落ち着いた印象を与えるメリットもありますが、ヘアライン方向と逆向きのキズができた場合、目立ってしまうのと経年劣化によって線が薄くなってしまうことがデメリットになります。
金属特有の光沢を抑えて、高級感のある、落ち着いた雰囲気にすることができます。
人の指紋や油分が浮きにくく柔らかい輝きを放つため目にも優しく落ち着いた印象を与えるメリットもありますが、ヘアライン方向と逆向きのキズができた場合、目立ってしまうのと経年劣化によって線が薄くなってしまうことがデメリットになります。
「ポリッシュ仕上げ」
ポリッシュ仕上げは、金属独自の素材の美しさが魅力です。メッキの明るい反射面と違い、ポリッシュ仕上げの磨かれた表面は独自の落ち着きのある反射や光沢・仕上がりを持ち、多くの方に好まれています。
表面を磨き加工して鏡面状態にしたものになるため、油分が付着して曇っても、さっと布巾などで乾拭きすることで簡単に元の美しい状態に戻ります。
フェルトバフや布バフを使用し、何度も磨くことで細かく金属を削るので、キズをなくすこともできますが、やりすぎてしまうと元々の状態よりも小さくなってしまいます。
表面を磨き加工して鏡面状態にしたものになるため、油分が付着して曇っても、さっと布巾などで乾拭きすることで簡単に元の美しい状態に戻ります。
フェルトバフや布バフを使用し、何度も磨くことで細かく金属を削るので、キズをなくすこともできますが、やりすぎてしまうと元々の状態よりも小さくなってしまいます。
「バイブレーション仕上げ」
ランダムな研磨模様をステンレスの表面に与える仕上げ方法です。
通常の仕上げはステンレスカウンターの見た目を綺麗に仕上げることを目的としているものが多く、そうすることでキッチンにとって重要な清潔感を印象付けることができます。
それに対してバイブレーション仕上げは見た目を綺麗に仕上げるのではなく、わざと研磨模様をステンレスの表面に付ける仕上げになります。
メリットは「傷が目立ちにくい」という点で、鏡面仕上げやヘアライン仕上げの場合、規則性があったり、綺麗な表面で傷がついてしまうとどうしても目立ちやすいです。
自分たちで補修しようとしても逆に目立ってしまうということも少なく、バイブレーション仕上げはランダムに模様(傷みたいなもの)がありますから、見た目にわかりにくくなります。
またステンレス バイブレーション仕上げは、ステンレスキッチンに独特の味わい深さを加えることができるというメリットもあり、バイブレーション仕上げは光沢を消すような加工になりますから、マットで落ち着いた雰囲気を醸し出します。
キッチンのステンレス天板以外にもビルエントランスの扉やエレベーターの扉など様々な場面で用いられている仕上げ方として利用されており、主に傷がつきやすいような場所におすすめです。
通常の仕上げはステンレスカウンターの見た目を綺麗に仕上げることを目的としているものが多く、そうすることでキッチンにとって重要な清潔感を印象付けることができます。
それに対してバイブレーション仕上げは見た目を綺麗に仕上げるのではなく、わざと研磨模様をステンレスの表面に付ける仕上げになります。
メリットは「傷が目立ちにくい」という点で、鏡面仕上げやヘアライン仕上げの場合、規則性があったり、綺麗な表面で傷がついてしまうとどうしても目立ちやすいです。
自分たちで補修しようとしても逆に目立ってしまうということも少なく、バイブレーション仕上げはランダムに模様(傷みたいなもの)がありますから、見た目にわかりにくくなります。
またステンレス バイブレーション仕上げは、ステンレスキッチンに独特の味わい深さを加えることができるというメリットもあり、バイブレーション仕上げは光沢を消すような加工になりますから、マットで落ち着いた雰囲気を醸し出します。
キッチンのステンレス天板以外にもビルエントランスの扉やエレベーターの扉など様々な場面で用いられている仕上げ方として利用されており、主に傷がつきやすいような場所におすすめです。
【金属製の家具のメリット・デメリット】
金属製の家具の細かい部分(素材や仕上げ)でのメリットやデメリットなどを紹介しましたが、ここでは簡単にわかりやすく金属製の家具そのもののメリット・デメリットを書きたいと思います。
「メリット」
・手入れが簡単
・傷がつきにくい
・耐熱性が高い
・壊れにくい
・変形しにくい
「デメリット」
・ひんやりと無機質な雰囲気になる
・錆びやすい
・重量が大きい
「メリット」
・手入れが簡単
・傷がつきにくい
・耐熱性が高い
・壊れにくい
・変形しにくい
「デメリット」
・ひんやりと無機質な雰囲気になる
・錆びやすい
・重量が大きい
【金属製の家具のお手入れ方法】
それでは、どのようにお手入れをしていけばいいのでしょうか。
ここではお手入れの方法をお伝えいたします。
基本的には金属製の家具は丈夫なので、手入れは頻繁に行う必要はありません。
家具に汚れがついていたら、乾いた布か固く絞ったやわらかい布でほこりや表面の汚れを拭きましょう。
油汚れなど汚れが落ちない場合は、薄めた中性洗剤をつけたやわらかい布で、表面の汚れをとり、水拭きをして、最後に乾拭きをしてください。
水気を残してしまうと、錆に繋がるので水気を残さないことを心がけてください。
塗装の剥がれや小さなキズがついてしまった場合は、類似色の市販の塗料を塗るといいでしょう。
ステンレス(ステンレススチール)の場合は、少しお手入れの方法が変わります。
基本的にはサビることがない素材のステンレスですが、水分によってサビが発生した釘や包丁などのステンレスとは異なる材質の金属と長時間接触させると、そのサビがステンレスに移る、もらいサビという現象が起こります。
表面にサビが発生した場合には、中性洗剤で洗った後、やわらかく乾いた布で拭いてください。サビが落ちにくい場合は市販のステンレススチール用クレンザー、もしくは酢を使用して洗った後、十分に水洗いをして乾いた布でしっかりと拭いてください。
ポリッシュ仕上げのメンテナンスは普段の汚れは乾拭きで十分ですが、少しの錆やくすみが気になる場合は金属磨き、コンパウンド剤で磨くことによって元の美しさを取り戻します。
ヘアライン加工では、細かい線のヘアラインを維持するために、金属磨きで磨かずに水分や脂分などの汚れを、乾いた柔らかい布でよくふき取るだけで大丈夫です。
ここではお手入れの方法をお伝えいたします。
基本的には金属製の家具は丈夫なので、手入れは頻繁に行う必要はありません。
家具に汚れがついていたら、乾いた布か固く絞ったやわらかい布でほこりや表面の汚れを拭きましょう。
油汚れなど汚れが落ちない場合は、薄めた中性洗剤をつけたやわらかい布で、表面の汚れをとり、水拭きをして、最後に乾拭きをしてください。
水気を残してしまうと、錆に繋がるので水気を残さないことを心がけてください。
塗装の剥がれや小さなキズがついてしまった場合は、類似色の市販の塗料を塗るといいでしょう。
ステンレス(ステンレススチール)の場合は、少しお手入れの方法が変わります。
基本的にはサビることがない素材のステンレスですが、水分によってサビが発生した釘や包丁などのステンレスとは異なる材質の金属と長時間接触させると、そのサビがステンレスに移る、もらいサビという現象が起こります。
表面にサビが発生した場合には、中性洗剤で洗った後、やわらかく乾いた布で拭いてください。サビが落ちにくい場合は市販のステンレススチール用クレンザー、もしくは酢を使用して洗った後、十分に水洗いをして乾いた布でしっかりと拭いてください。
ポリッシュ仕上げのメンテナンスは普段の汚れは乾拭きで十分ですが、少しの錆やくすみが気になる場合は金属磨き、コンパウンド剤で磨くことによって元の美しさを取り戻します。
ヘアライン加工では、細かい線のヘアラインを維持するために、金属磨きで磨かずに水分や脂分などの汚れを、乾いた柔らかい布でよくふき取るだけで大丈夫です。
【まとめ】
金属製の家具はスタイリッシュで輝くようなかっこよさも魅力なんですが、一度購入すると正しいお手入れの仕方で長く使えるので愛着が湧きやすいです。
今回紹介させてもらった内容を見て、一人でも多くの人が金属製の家具の魅力を知っていただけたら嬉しいです。
弊社は墨田区、江東区、中央区を中心に関東全域でオーダーメイド家具の製造やリノベーション工事・新築の内装工事を生業としています。
お客様の部屋・好みに合わせてあなただけの逸品を提案させていただきます。
相談は無料ですので下記フォームから問い合わせいただけたら幸いです。
今回紹介させてもらった内容を見て、一人でも多くの人が金属製の家具の魅力を知っていただけたら嬉しいです。
弊社は墨田区、江東区、中央区を中心に関東全域でオーダーメイド家具の製造やリノベーション工事・新築の内装工事を生業としています。
お客様の部屋・好みに合わせてあなただけの逸品を提案させていただきます。
相談は無料ですので下記フォームから問い合わせいただけたら幸いです。